歯、抜けちゃいましたか?
その歯、今すぐ口の中か牛乳に入れて保管して、すぐに歯医者さんへ行ってください!!
さて、このブログを読んでいるということは今まさに歯が抜けてしまい検索してこの記事を見つけた方がいるかもしれませんので、とりあえず冒頭で緊急対処法をお伝えしました〜!
活発な子どもは思わぬケガをすることがあります。
その1つに歯が抜けることがあります。
水道で抜けた歯をキレイに洗って歯医者さんへ行こうと考えた人いませんか?
それやっちゃダメです!!
目次
歯が抜けた・折れたときどうする?
乳歯の場合は、時期がくれば永久歯がはえてきますからあまり大きな問題にはなりません。
しかし、永久歯が抜けてしまった場合はどうでしょう?
もう新しい歯ははえてきませんから、なくなった部分の歯をなんとかしなければいけません。
年齢が小さければ小さいほど、差し歯や入れ歯なんてのは絶対に避けたいですよね。
適切な対処法を知っておくことで歯を元の状態に戻せるかもしれないんです!
歯が抜けたら口に入れるか牛乳につけるといいって本当?
結論から言うと、本当です。
もし歯が抜けてしまった場合、生理食塩水や牛乳に浸すことと口の中で保存することが推奨されています。
口の中での保管ですが、折れた歯が傷つかないように頬と歯肉の間や舌の下側に入れておくのが良いです。
小学校低学年などで口に入れておくと間違えて飲み込んでしまったり、咬んでしまいそうな場合は、口の中での保管はやめましょう。
小さい子の場合は、牛乳に入れるのがよいでしょう。
歯の周りには『歯根膜』と呼ばれる、歯と骨をくっつけている組織があります。
この歯根膜を残しておくことがとーっても重要なのです。
なので、歯根膜が傷つかないように磨いたり洗ったりしないことが必要なのです。
とにかく歯を保管したら大至急、歯医者さんへ向かってください。
なぜ、牛乳につける?
他の飲み物じゃダメ?
歯を牛乳につけるのには理由があるので、他の飲み物に歯を入れないように注意してください。
難しい話ですが、牛乳の浸透圧やpHは人間の体液に似ているので、歯をつけるのにもってこいのようです。
体の成分に近いものにつけて歯根膜を守るためです。
さあ、早ければ早いほど、折れた歯がくっつく確率は高くなります。
歯医者へ行きましょう!
歯が抜けたときも同じ対応でいいの?
根元からぼきっと歯が折れてしまった場合は、歯が抜けたときと同じように対応してください。
口に入れるか牛乳につけて、急いで歯医者です。
しかし、細かく砕けてしまった場合はどうでしょう。
この場合も破片を使うことなども出来るかもしれないので、細かく割れた場合であっても牛乳につけて歯医者へ急ぎます。
ただし、割れてしまった場合は歯がうまく再生しないことの方が多いようですね。
もう一つ、歯が折れた時に気をつけたいことは、残った歯をそれ以上悪くしないということです。
神経が出ていてとても痛いかもしれません。
少し欠けてしまった程度でも、欠けた部分から虫歯になったりトラブルを起こすことがあるので、小さくても歯医者に行くべきです。
とにかく急いで歯医者さんへ行きましょう
なんどもいいますが、大至急行ってください。
口の中や牛乳に入れておいても、30分もたてば歯を戻すために必要な歯根膜はダメになってしまいます。
なので、一刻も早く歯医者なんです。
急げー!!