ウインナーって何からできているか知っていますか?
スーパーで売っているパッケージの成分を見ると色々と難しい名前のものが入っているように感じます。
豚肉や塩・砂糖は分かるけど、他はリン酸塩とかソルビン酸とかよく分からないですよね。
でも、実は手作りすると全て知っている食材から作ることができるんですよ。
今回は、手作りソーセージ体験に参加してきたのでレポートします。
完全に無添加で安心安全なウインナー、お肉を食べてる〜って感じがしてとっても美味しい!
生活クラブで買うこともできるので、子どもに安全なものを食べさせたい方にはオススメですよ。
生活クラブ主催無添加ウインナー作りに参加しました!
手作りウインナーの作り方を伝授します
まるで学校の家庭科の授業のような感じでしたよ。
みなさん小さな子がいるお母さんだったので話も合うし、とっても楽しかったです♪
生活クラブの組合員じゃなくても参加できる企画で、ほとんどの方が組合員ではありませんでした。
生活クラブと生協の違いも知らなかった私でも参加できましたよ。
無料でたまにこのような企画をやっているようなので、興味のある方は参加してみるといいと思います。
無料なのとっても嬉しいですよね〜
なぜ無添加がいいのか
添加物って最近は週刊誌などで話題になっていますよね。
ウインナーやベーコンはとくに添加物が多いんですよ。
保存するために必要な添加物ですが、からだに害があるものもあるようです。
ウインナーなどの加工肉を1日50g以上食べると、大腸がんになる確率が18%も上昇するとか…
喫煙と同じくらいの発ガン性があるとか…
これまであまり添加物など気にしていませんでしたが、子どもが食べるとなると色々と気をつかわなきゃいけないんです。
子どもの健康を守るためにはご飯を作る保護者が知識を持っていなきゃいけないんですね。
無添加ウインナーの作り方
家でも簡単に作れますよ〜
さぁ、みなさんも作りましょう!
とは言いがたいですね…
ただ、道具と根気があれば無添加ウインナーを市場価格よりはるかに安く作ることはできます。
- 食べるものにこだわりたい
- 楽しく食育をしたい
そんな方はぜひ作ってみて下さいね!
夏休みの自由研究なんかにもいいと思いますよ〜
step
1必要な道具の用意
- 大きめのボール
- ソーセージメーカー
- 調理はさみ
- ウインナーを茹でる鍋
これだけです!!
おいおい、これだけ〜とは言わせないよ、
ソーセージメーカーってなんだよというツッコミが聞こえてきそうですね。
これです。
4000以下で買えるので意外と安いですよね。
たくさんウインナーを食べる家庭なら一家に一台あればかなり節約になるかもしれませんよ。
なんせ、初期投資はこのソーセージメーカーだけですから、数万円するホームベーカリーなどよりずっと安いですもんね!
作るのはちょっと手間だけど、家族みんなでワイワイ作るのは楽しいし子どもにとっても最高の食育になるはず〜
step
2材料を準備する
材料は
- 豚ひき肉
- 水
- 砂糖
- 塩
- 香辛料(スパイス各種)
- 羊の腸
豚ひき肉1kgに対して100ccの水を入れます。
生活クラブのウインナーメーカー・バルナバフーズの香辛料の配合は企業秘密で教えてもらえませんでしたが、スパイスの良い香りがしていました〜
ネットで調べると、ブラックペッパーのみを使用していたり、ハーブソルトで作っている方もいるようでした。
オールスパイスやナツメグを入れると美味しそうですね。
色々作ってみて自分の好みの味を探求してください。
ちなみに、味見は少量のひき肉をそのまま焼くか茹でて確認すると簡単です。
羊腸はどこで手に入れる?
普通のスーパーなどではまず売っていないですよね。
Amazonなどネットショップで注文するのが確実です。
近所に精肉店がある場合は相談してみるのもいいかもしれませんね。
step
3ひき肉と水・調味料をよくこねる
水はひき肉の温度を上げないように、冷たいものがいいです。
しっかり練ってくださいね。
工場で作る際は細かい氷を入れて、温度管理をしているそうです。
step
4ソーセージメーカーに羊腸をセットする
ソーセージメーカーの先端の部分に羊の腸の先端を入れて、どんどんソーセージメーカー側に送ります。
こんな感じで、機会側に腸をどんどん移していきます。
腸の先端は長めに機会の先端から出しておいてください。
この腸をはめる行程が一番の難関なので頑張ってセットしましょう〜
step
5具材をソーセージメーカーにつめて肉を腸に詰めていく
よく練ったお肉をソーセージメーカーに詰めるところまでは簡単です。
お肉を入れて蓋をしたら、ハンドルを握ってお肉を出していきます。
やや腸を押さえ気味で詰めていくと太めのウインナーになります。
空気は後から抜けるのであまり気にしなくて大丈夫ですよ。
こんな感じでソーセージメーカーに入っているお肉を全て腸に詰めてしまいます。
詰め終わったら羊腸をやや長めにソーセージメーカーから引っぱって切ります。
step
6好みの大きさにウインナーを形成する
肉を詰めた羊腸のちょうど真ん中をひねり、そこを持ちます。
そして、左右対称になるように好みの長さのところでウインナーをくるくるとねじります。
このとき、左右のウインナーを一緒にくるくるして下さい。
ただねじるだけだとすぐに戻ってしまうので、ねじった後に残りのウインナー部分を、今ねじって作った輪になる部分に通すとねじった部分が戻らないですよ〜
文章で伝えるのが難しいですね…
この写真でウインナーをねじった部分に手を入れているのが分かりますか?
その部分に下側の残りのウインナーの片方(どちらでもOK)を通すんです。
このように形成を繰り返していき、最後に先端を結んでください。
空気がたまっている場所は爪楊枝などで穴をあけて空気を抜きます。
気にならない方は、そのままでも大丈夫ですよ。
step
7お湯で湯でる
80度以上のお湯で約10分間ゆでてください。
これで完成です!
本来は茹でる前に薫製にしますが、家庭ではそのままでも十分美味しいですよ。
茹でた後に焼くのもいいですし、茹でた汁は出汁が出ているのでスープにすることもできるんですよ〜
無添加ウインナーの味
自分で手作りしたウインナーはTHE・肉という感じで、ひき肉の風味たっぷりです。
あれ、普段食べているウインナーってそういえばお肉の味しませんよね?
ウインナーの味として確立しているように感じます。
自分で頑張って作ったのでやっぱり手作りは美味しいですね〜
生活クラブで販売している無添加ウインナーも試食しました。
薫製されているためなのか、手作りよりもパリッとしていてとても美味しかったです。
ひき肉の処理も手作りより細かいためかひき肉感はありません。
いつものウインナーの食感です。
味は肉のうまみがあり、やはり普通のウインナーより『お肉』という感じですね。
無添加ウインナーの欠点
添加物を使っていないので保存性がありません。
ウインナーってお弁当に少しずつ使ったりすることが多いですよね。
なので他の加工食品より多量の添加物が必要らしいのです。
無添加ウインナーは賞味期限が短いのが欠点ですね。
ただ、純粋にお肉だけで作られているので立派な主菜になります。
ハンバーグも顔負けのひき肉使用量ですよ。
なので、ちょこちょこ使うよりもどーんと料理して使い切るという食べ方をすれば問題ないでしょう。
どうしても保存したい場合は、冷凍庫で保存すれば問題ないですしね。
自宅で作るのは大変だけど、無添加のウインナーを食べたいという方は生活クラブがオススメですよ〜
長くなってしまったので、生活クラブについてはまた後日書きたいと思います♪